Sculptures Jeux, designed by Bernard Vuarnesson | Italy



Sculptures Jeuxの創設者。Sculptures Jeuxは、1973年にパリのルーブル学院で美術を学んだAriane Vuarnessonと、Ecole Supérieure du Bois(木材材料の科学技術を学ぶ専門性をもった教育機関)の工学学位と、フランス国立工芸院において土木工学学位を取得した彼女の夫でもあるBernard Vuarnessonにより、1973年に設立されました。Sculptures Jeuxの初めの仕事は、屋外エリアにある子供向けの新しい施設をデザインすることでした。
1975年から1980年にかけて、ArianeとBernardはパリにある大学で屋外施設デザインの教授としても後人の指導にあたりました。そして1982年からは、Sculptures Jeuxの創造の領域は、次の2つの新しい方向に徐々に変移していきます。
-自然、特に天文学を主なインスピレーションの主な源とするオブジェクトのデザイン
-寸法や様相を自由に想像(調整)できるシステムの組み合わせや新しい機能を提供する室内家具


Sculptures Jeuxについて]
Sculptures Jeuxは、1973年にフランスのデザイナーBernard Vuarnessonと彼の妻Arianeの、遊び心のある方法で内部空間を再考したいという構想から設立されました。 - こういった背景から”Sculptures Jeux”(フランス語で”彫刻ゲーム”という意)というコンセプトが作られています。そして2011年に私たちが引き継ぎ、Sculptures Jeux Italiaとして新たに生まれ変わりました。
私たちはデザインから、使用する材質とその特性、それら材質の環境への影響まで細部にまで細心の注意を払った上で、フォルムと機能、線と遊び心とを組み合わせていきます。家具を革新的なアプローチでドレスアップし、繊細且つエレガンスでユニークな家具にします。個々のスペースをまとめることは、非常に創造的な行為です。

持続可能なポリシーに焦点を当てたSculptures Jeuxの哲学論は、オブジェクトにダイレクトに変換されます。
+ 実に製造の70%を太陽光発電システムにより賄っています。
+ 全てのパネルおよび無垢材のサプライヤーはFSC認証*1を得ています。
+ 製造工程から生じるバイオマスの燃焼により、オフィスや職場の暖房が供給されています。
+ ホルムアルデヒドの最低排出量に関する新しい米国の規制に沿うように調整しており、すべての製品はCARB*2タイプ2およびEPA*3TSCAタイトルIVの認定を受けています。

Sculptures Jeuxの家具は、ある特定の部屋向けには作られておらず、また機能に制限されることはありません。ロングライフデザインであることは、サステナブルであることへの第一歩です。

*1 FSC認証は環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林からの製品を目に見える形で消費者に届け、それにより経済的利益を生産者に還元する仕組み。日本ではFSCジャパンとして活動
*2 カリフォルニア大気資源局の略。カリフォルニア州が1967年に設立した機関で,独自に大気汚染を規制する法律を定めることができる。CARBは連邦政府の大気浄化法よりも厳しい規制を課すことで,自動車メーカーの技術開発を促してきた。
*3 米国の環境保護庁

哲学:生きたオブジェクトの創造]
自身のライフスタイルに合わせて居住地域を移動していくことは、自身の価値を高めていく事と同じです。Sculptures Jeuxは家具などの嗜好品を装飾品としては認識しておらず、むしろ、天井や壁、床などと同様に個々の生活の延長線上にあるものであると捉えています。住環境を成長させることは時に生活の一部に変化を伴いますが、Sculptures Jeuxは、言葉ではなく、素材、色、そしてシェープラインによって、その時々の気分であったり、自分らしい生活といったものを常に表現していきます。作品は私たちが使う事によってはじめて生命とその価値を得ます。だからこそデザイナーたちは各要素の機能的な変形性や適応力といったものをキャッチするようにしています。私たちの家具は、活気のない日常の静の連続とは程遠いものです。生活空間を最大限に活用して改善し、ニーズに応じて日々進化しています。

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